オーナーシップ育成プログラム
リーダーシップの前に、オーナーシップ。
方針も目標も示している。
権限も役割も与えている。
それでも、会議で結論が出ない。
決めても現場が動かない。
任せても判断が上に戻ってくる。
こうした問題は、知識・スキルや仕組みだけでは解決できないことがある。
必要なのは、一人ひとりが自分の役割と影響範囲を認識し、目的と判断基準に基づいて自ら意思決定し、自分が影響できる範囲の前進に責任を持つ「オーナーシップ」である。
オーナーシップとは
オーナーシップとは、すべてを自己責任で考えることではない。
自分が影響できる範囲を見極め、その範囲の前進に責任を持つことである。
人や環境など、自分では変えられないこともある。
だからこそ、「会社が」「上司が」「他部署が」と考えるのではなく、
「この状況で、自分にできることは何か」
を考え、自分の影響範囲の中で最善の意思決定と行動を積み重ねる。
仕事に対する意識を、
「私と会社」から「私の会社」へ。
オーナーシップの土台は、自律である
自分で決めることと、自分勝手に決めることは違う。
人は、不安や怒り、焦り、自分の正しさにとらわれると、無自覚に反応してしまう。
自分を律するとは、感情を抑え込むことではない。
反応する前に、自分の言動を自分で選択することである。
自分を律することで、反応ではなく選択が生まれる。
そして、目的や価値観に基づいて自ら意思決定し、自分の影響範囲の前進に責任を持てるようになる。
本プログラムでは、独自の「5つの自律原則」を通じて、自分を律し、自ら選択できる力を育てる。
自分を律する → 自分で考える → 選択する → 決める → 行動する → 結果から学ぶ → 前進に責任を持つ
オーナーシップを育てる4つの要素
1.影響範囲
自分の役割・権限と影響できる範囲を明確にする。
変えられないことにとらわれるのではなく、自分が影響できることに集中し、その範囲の前進に責任を持つ。
2.目的
目標だけでなく、「何のために」を明確にする。
組織の目的と自分の役割をつなげ、何のために意思決定し、行動するのかという方向性を持つ。
3.価値観
何を大切に判断するのかを明確にする。
迷ったときに立ち戻れる判断基準を持ち、状況が変わっても、目的に沿った意思決定ができるようにする。
4.コンディション
不安・焦り・思い込み・身体の状態など、意思決定に影響する要因を理解する。
自らのコンディションを整え、感情や状況に反応するのではなく、自分の意思で選択できる状態をつくる。
自ら判断し、前進に責任を持つ組織へ
オーナーシップが育つことで、
目的・判断基準 → 意思決定 → 行動 → 結果 → 振り返り → 改善
が現場で回り始める。
上司の判断を待つのではなく、自分の役割と影響範囲の中で判断する。
部門最適だけでなく、組織全体の目的から考える。
想定外の状況でも、「自分にできることは何か」を考え、自ら決め、行動する。
そして、結果を他者や環境のせいにするのではなく、結果から学び、次の意思決定と行動につなげる。
目指すのは、
「やらされている」から、「自ら考え、選び、決め、自分が影響できる範囲の前進に責任を持つ」へ。
仕事に対する意識が変われば、意思決定が変わる。
意思決定が変われば、行動が変わる。
一人ひとりが前進に責任を持てば、組織が変わる。
人と組織が、自ら動き出す。
その土台となるオーナーシップを育てるプログラムである。
目指す状態
自分の役割と影響範囲、目的と判断基準が明確になり、自ら考え、選び、意思決定し、自分が影響できる範囲の前進に責任を持てる状態をつくる。

