2020年6月から大企業を対象に、2022年4月からは中小企業も対象として、ハラスメント対策が義務化されたパワハラ防止法が施行されました。
今日、パワハラ対策はすべての企業の措置義務となっています。
パワハラ予防プログラムとは
パワハラ予防または再発防止のため、「パワーハラスメントの恐れがある従業員」「パワハラ事案を起こしてしまった従業員」向けに実施する、個別対応型1on1プログラムです。
1on1プログラムの内容は、個々の状況に鑑みて独自に設計する、オーダーメイド型のオリジナルメニューとなります。
仕事のやり方より「在り方」「人生観(生き方)」「感情」を伺い、納得していただきます(パワハラの予防、再発防止が目的)。
パワハラを起こす方の特徴
- 場を読めず、場の空気を変える影響力がある方
- ハイパフォーマー
- 社内でフィードバックされているが、それを受け入れず無自覚
実績を持ち優秀ではあるものの、社内では聞く耳が持てず対人影響力に自覚が無い方が、パワハラを起こす危険性のある方となります。
パワハラ予防プログラム導入事例
◆目的
自分のコミュニケーションスタイルを理解し、職場で問題となる状況を振り返り、自らが良好な人間関係のイメージを持つことによって良好な人間関係を構築できる行動変容
◆施策と期待される効果
【インフォーマル・アセスメントと分析】
→職場で問題となる状況を振り返り、自分の感情・思考・行動パターンに気づく
【コーチと一緒に自らの言動を客観的に感じ、観る】
→自らの行動パターンが相手にどんな影響を与えているかを感じる
【オフサイトセッションで相手の身になり、多様性を体感する】
→相手の肯定、否定感情を感じ、コミュニケーションスタイルに応じた対応、良好な人間関係をイメージ、行動ができる
※経営層・人事担当者様へのお願い※
本プログラム対象者への伝え方
会社は対象者の今までの貢献を認めており、人間的な成長を加味して、さらなるパフォーマンス向上を期待している
→「自己変革の機会」とお伝えください。
会社はハラスメント問題を個人ではなく、組織の問題として捉えており、対象者と一緒に問題解決したいと考えている
→「経営課題解決に協力してほしい」とお伝えください。